特に高品質なオーガニックエッセンシャルオイルとオイルに対するラベル
ファファラのグラン・クリュのラベルは、オーガニック栽培への情熱に加えて、ソーシャル、エコロジカルな活動をしている生産者の農産物を原料としたエッセンシャルオイルやベースオイルであることを示しています。
それぞれの共同組合やプロジェクトへの並々ならぬ情熱を尊重するためにファファラのグラン・クリュラベルをつくり、その他のエッセンシャルオイルと区別しています。
播種、収穫から植物の蒸留(圧搾、水蒸気蒸留、浸出)まで、世界中の長年にわたる栽培パートナーが、ファファラの価値観を実践し、ファファラの高い品質基準を満たすためにエッセンシャルオイルやベースオイルを作ってくれています。根底には常にエコロジー、人間性、信頼があります。
ファファラ グラン・クリュの基準/オーガニック以上の品質
ファファラのグラン・クリュは、<オーガニック以上のもの>を表現しています。「グラン・クリュ」ラベルには、40 種類のエッセンシャル オイルとベースオイルが含まれており、その生産者は、有機栽培や有機野生の植物の採取への情熱に加えて、インドの栽培パートナーなどは、不利な立場に置かれた女性を雇用するなど社会的付加価値も提供しています。村のコミュニティ全体に利益を還元しているマダガスカルのフェアトレードプロジェクト、または経済的にも厳しい地域で古い伝統を生かし続ける南フランスの野生の収集家グループなどからも届いています。
【南フランス】
セヴェンヌ国立公園とその周辺では、女性グループが 5 月から 10 月にかけて、オーガニック ガイドラインに従って野生植物を収集します。 2019 年は大干ばつのため、この協同組合にとって厳しい年となり収量は急激に減少しました。採取できる植物が少なくなり、そこから抽出できる油もわずかしかありませんでした。
私たちが気に入っていること:
ファファラに最初に有機のエッセンシャルオイルを供給してくれた、クレア・ムコットさん。彼女との関係は、じつに30年以上に及びます。彼女は私たちに、野生植物に対する感動と情熱をもたらしてくれました。どの植物同士がお互いに好意をもっているか、それぞれの植物に合った採集時期はいつ頃か。彼女と一緒に採集を体験すると、それがどれほど大変な労働であっても、自然の中で受けるインスピレーションの素晴らしさ、またその経験がどれほど貴重であるかを実感します。彼女のもとで野生植物について学び、その魅力を伝授された地元の多くの若い女性たちは、セヴェンヌ国立公園で、有機の認証をもつ野生植物を採集しています。彼らのエッセンシャルオイルは独特の品質です。
ダグラスファー、パインニードル 、 ジュニパーベリー、ラベンダー・アルペン
【マダガスカル】
2012年以来、私たちはマダガスカルの「Les Aromatiques bio du Sambiran/レ アロマティークス ビオ ド サンビラン」という美しい名前のオーガニックフェアトレードプロジェクトのパートナーです。フェアトレードと有機農業のためのESR /エコサートガイドラインに厳密に基づいている栽培地域は、サンビラーノ川流域の高温多湿の気候です。
私たちが気に入っていること:
この 20 ~ 30 ヘクタールの有機プロジェクトの特別な点は、その中に約 2,000 の小規模農家が含まれている事です。農園従事者とその家族を診療する医師と歯科医がいる付属の医療センターもあり、生活のためのインフラ、教育、医療の分野にオーガニックフェアトレードプロジェクトが大きくコミットメントしています。ファファラは 2012 年からこの有機農園のパートナーであり、医療センターの歯科機器の購入に資金を提供しています。
ペッパー・ピンク、 ラヴィンサラ、 ジンジャー、 イランイラン、 シナモン、 クローブ
【オーストラリア】
「Dutjahn」は、マルトゥ語とウォンギ語で「白檀」を表すアボリジニの言葉です。オーストラリアの先住民にとって神聖な木であり、何千年もの間崇拝されてきました。
【インド】
シングルマザーや小規模農家に収穫や加工の際に仕事を依頼し、スタッフや子供たちのための教育プログラムの確立したことです。子供たちのための特別なトレーニングプログラム「子供たちのためのより良い教育とより良い社会環境」が用意されています。プロジェクト マネージャーは、非営利団体 DWUS (Destitute Women's Upliftment Society) と直接協力して、地域の生活条件の全体的な改善に取り組んでいます。地域の人々の生活水準を上げるための取り組みは、インド政府から「子供と女性の社会的向上」の賞として表彰されています。
私たちが気に入っていること:
90ヘクタールの彼の有機栽培の畑では、さまざまなインド特有の芳香植物が育ちます。その植物の高い品質もさることながら、彼が恵まれない人々へ惜しみなきサポートを続けていることも、ファファラがグラン・クリュとして選んだ理由です
【モロッコ】
ベルベル人は何世紀にもわたりアルガンの木とそのナッツを利用し、その知識と活用方法は人類の無形文化遺産とみなされています。女性たちがアルガンの実を取りだす仕事をする事により、家族を養い、社会的地位を工場させる事ができます。
また、ベルベル人の女性達はアルガンオイルを料理に使ったり、日光、砂嵐、老化からお肌を守るため、スキンケア、ヘアケア、ネイルケア、傷の手当にも利用してきました。
私たちが気に入っていること:
女性たち勤務時間中に会話や笑いの時間を持ち、子供たちが遊んだり学んだりできる託児所も設置されています。食堂や快適な休憩場もあり、職場の雰囲気も良く、適正な給与が支払われています。
【コンゴとウガンダ】
2008年にコンゴ東部での戦闘が終わり、荒廃した国に戻ったチャールズ・シャフラッド祖先の土地を引き継ぎ、家族のために未来を築くという目標を持って帰国します。標高 1800 メートルの気候は穏やかで、黒土の沖積地は年 2 回の雨季により土壌が肥沃になります。レユニオン島から届いたゼラニウムは数年で素晴らしいフラワーノートの芳香の精油に生まれ変わりました。人気のあるレモン ユーカリプタス・レモンの精油は、4 ヘクタールのユーカリ・シトリオドラ(Eucalyptus citriodora)の葉から蒸留され、木部は蒸留の際の加熱に使用されます。
私たちが気に入っていること:
希望に満ちた野心的なプロジェクトが戦争で焼け焦げた地球上で開始され、この地域全体に新しい展望が開かれました。
ローズゼラニウム、 レモンユーカリ、 シトロネラ、 パルマローザ
【バイオダイナミック栽培のグラン・クリュ】
通常のオーガニック栽培と比べても厳格なガイドラインによるバイオダイナミック栽培法は単なるオーガニック品質と異なるため、エジプトとイタリアのバイオダイナミック栽培プロジェクトからのエッセンシャル オイルにもグラン・クリュ ラベルが付けられています。
イタリア: ラベンダー・ファイン、 ペパーミント、 イモーテル、 ヒソップ、 タイム・チモール、フェンネル・スイート
【オーストラリア】
このオーストラリアのプロジェクト パートナーの情熱の全てはティーツリーに向けられています。ティーツリーオイルの効果に関して蓄積された彼の知識は印象的です。 非常に限られた量ですが、ティーツリーの原産地であるオーストラリアのニューサウスウェールズ州で想像できうる最高の有機野生品質の「ティーツリーブッシュオイル」を提供しています。
私たちが気に入っていること:
このティーツリーオイルは明らかにプランテーションで栽培された植物を蒸留したオイルではありません。この森の茂みは非常に古い木で構成されており、中には樹齢 600 年にもなる、いわゆる「マザーツリー」が存在する、非常に価値がある森です。