Our Heritage  私たちの遺産

About us  私たちについて

創立者時代


イタリア語で「蝶」を意味するファファラは、4人の仲間が抱いた1つのビジョンから始まりました。

 

自然の香りを嗅いだときの感動と、植物のもつ生命力とエネルギーを、他の多くの人々にも広く知ってほしいという夢を抱いたのです。

 

そんな4人の仲間にとって、ナチュロパシー(自然療法)は日々の生活の中でとても大切な要素でした。

 

心と体の健やかさや自然な美しさ、人間にとって大切なバランスを、自然は大きな力でサポートしてくれる。そんなナチュロパシーの恩恵によって、エッセンシャルオイルの世界へと導かれたのです。

 

同時に、1970年代にはまだ風変わりとされていた、様々なトライを重ねてゆきます。

 

ヨガやマクロビオティックに取り組み、豆腐やコンブチャを自分たちの手で作り、健康とエコロジー、心の平和との繋がりを大切に考える。

 

こういった包括的な取り組みを重ねて、植物とその力が、世界中に生きているすべての人たちの心と体のバランスを整えることを知り、その素晴らしい力を伝えるべく活動してきました。

 


その想いは、引き継がれます


現社長は、二代目のマルビン・リチャード。古くからファファラで働くスタッフとともに、これからのファファラを作っていきます。

 

素晴らしい植物の力とそのエネルギーを、もっともっと皆様に知っていただくために。そして彼自身もまた、パワフルな製品に囲まれ、とても心地よく、幸せに日々を過ごしてゆくために。

 

  


  

<ファファラ=蝶>

メタモルフォーシス*と生まれ変わり

美しさと女性らしさ

独自的と多義的

自然と環境

命の喜び

Follow the Butterfly…

  

 

*メタモルフォーシス …… ギリシャ語で変身の意味

 

 


心地よさを見つける方法をめぐる旅へ


植物の力とエネルギーは、心と体のバランスを心地よい状態に整えるサポートをしてくれます。

 

どうやって植物の力とエネルギーを、心と体のバランスのために使えばよいのでしょう。それを知るためのファファラの旅は、世界中の人々との出会いへと誘います。

そして多くの人々と出会うことで、数えきれないくらいたくさんの「自分の心地よさを見つける方法」があることを教わりました。

 

ファファラはその大切な知識を、民族植物学的なアプローチで蓄積してきました。各地で受け継がれてきた植物の伝統的な使用法に、現代のファファラの感性とインスピレーションが出合い、植物のアロマによって人を助け、幸せを感じ、健康に過ごしてもらうための、たくさんのレシピが生まれました。

 

どうぞ、蝶(ファファラ)を追いかけてください。

 

きっと、こんなに一人一人に働きかけてくれるナチュラルコスメも、アロマケアも、これまでなかったと気づいてくださるはずです。

 

 

*民族植物学 …… 伝統的社会と植物の相互関係を研究する学問。世界中で伝統的に治療や体のお手入れに使われてきた植物の効能も含まれます。

 

アロマテラピー


植物は何千年にも渡って、人類の病を癒してきました。今日の医療も、植物を用いた伝統的な治療法から様々な恩恵を受けています。

植物は私たちの健康、心地よさ、美しさに働きかけることができるのです。

 

エッセンシャルオイルは、その効果とパワーを濃縮した形で私たちに届けてくれます。

 

 

<ファファラが大切にしていること>

u  100%ナチュラル

高品質なオーガニックの原料(デメター(*1)、有機栽培)を使用し、化学合成された原料やナノ原料、遺伝子操作された原料などは使わない。

 

u  フェアトレードの実践

農作物の買取保証(*2)と先払いなどの生産者へのサポート、農園で働く人たちのための社会プロジェクトなど。

 

u  環境への配慮

持続可能な世界のため、100%エコロジーエネルギーを使用。オーガニックグロース(有機的成長)を目指している。

 

u  動物とともに

動物実験を行なわず、動物由来の原料を配合しないヴィーガン製品。

 

 

(*1)デメター:オーガニック、かつ、自然のリズムに基づいた栽培方法

(*2)買取保証:ハーブの収穫量や品質が決まる前から一定の買い取り金額を保証し、生産者の所得の安定を保証するファファラ独自のシステム。

 

 

 

私たちの原料


マダガスカル(*1)やフランス(*2)など、原料となるアロマ植物の自社栽培を、長い年月をかけて取り組んでいます。

 

その他にも、世界中の農家のパートナー達から届けられる、最高品質の原料を使用しています。

 

(*1)マダガスカル:オーガニック・フェアトレードプロジェクト

(*2)フランス:南仏プロヴァンスのオーガニック村、コランスの自社オーガニック農園プロジェクト

 

 

 


Best of Bestの証「グランクリュ」


ファファラではオーガニックまたは野生オーガニック*の農家で、ソーシャルプロジェクトを行っている農家から届けられる精油に、最高峰の称号である「Gran Cru(グランクリュ)」のマークつけています。

 

例えば、インドのパートナーは女性のためのプロジェクトを。マダガスカルのプロジェクトは、2000以上の小さな農家をサポート。南フランスの野生植物を収穫する女性たちは、古い伝統を残してゆくための活動などを行っています。

 

 

*野生オーガニック:野生でありながら、農薬などの影響を受けていないと認定された土壌から採取された植物に与えられるオーガニック認証です。オーガニック栽培品に比較しても、パワフルであることから、ファファラでは最上のクオリティと考えています。

 


ファファラの精油に寄せられる信頼


ファファラはアロマテラピーの専門として、また最高品質を届けることができるブランドとして、700件以上にのぼる医療機関、そして医療従事者に支持され、30年以上にわたってスイスのアロマテラピー製品のトップ・ブランドとして認められています。

 

エッセンシャルオイルだけでなく、香り全般の専門家として、これまで多くの専門家たちによるセミナーを開催するとともに、ヨーロッパを代表するアロマテラピーの学会「フォーラムエッセンシア」での論文発表、また大学を含む様々なレベルでのアロマテラピーの講義を行っています。

 


ファファラ製品の製造へのこだわり


ファファラの製品は、国際的な化粧品製造の基準である、GMP基準を満たす設備を備えたスイスの自社工場(チューリッヒおよびユラ)で作られるMade in Switzerlandです。

 

また、すべての製品は第三者認証機関であるNATRUEやBDIHの認証を取得しています。

 


マダガスカルにおける「助産師育成プロジェクト」


マダガスカルは、日本の1.6倍の面積をもつ島国。アフリカ大陸の東に位置するこの国の、私たちの協働組合では、多くの女性が働いてくれています。

 

その女性たちが、安心して妊娠・出産に臨めるよう、その後も健康を保てるよう、サポートする活動が「助産師育成プロジェクト」です。

 

マダガスカルを始めとする多くの発展途上国では、悲しいことに今でも出産の際、100人に1人の女性が亡くなっています。

お腹の赤ちゃんも一緒に亡くなり、兄弟たちは母親を失ってしまうことになるのです。

 

日本やヨーロッパなどの先進国では、女性は妊娠すると産婦人科のクリニックや助産院など、プロフェッショナルなケアのもとで過ごすことができますが、それでも1万人に1人の女性が亡くなっています。

 

世界の貧困に苦しむ途上国では、じつにその100倍もの女性が出産の際に亡くなっており、それには妊娠中の心身のコントロールや、異変が起きた際に治療を受けることができないという状況がおおいに関係しています。

 

その状況に対して、訓練を受けた助産師がいれば、妊娠・出産の際にプロフェッショナルなサポートができ、また問題を早めに見つけることができるのではないか、との思いから「助産師育成プロジェクト」は始まり、今では多くのお母さんと赤ちゃんたちの健康が守られるようになりました。

 

このプロジェクトは、ファファラ製品の売上の一部を寄付することによって始まりました。世界中の女性たちが、健康に生きて行けるように。赤ちゃんたちが、健やかな命をスタートできるように。

 

 

写真:マダガスカルの「助産師育成プロジェクト」より