ファファラでは、生産者との長期的なパートナーシップを維持し、国、人々、文化を知り、友人をつくるための香りの旅をしています。ここでは、プロジェクトの背後にある人々の情熱を感じ、彼らが何を楽しみ、何を心配しているのか知る事ができます。
「Dutjahn(ダッチャン)」は、マルトゥ語とウォンギ語で「サンダルウッド」を意味するアボリジニの言葉です。オーストラリアの先住民にとって数千年にわたって崇められてきた神聖な木です。
長いお休みを経て、最近イランから再びローズのエッセンシャルオイルを仕入れるようになり、次の目的地が決まりました。イラン、ケルマーン州ラレザル山脈の斜面には、ファファラの「ローズ・ダマスク・ペルシャBIO」の原料となるダマスクバラが生育しています。
素晴らしい食べ物のないイタリア。ベルガモットのないカラブリアなど想像もできません!かつて南イタリア経済の根幹を担っていたベルガモットの栽培は、現在では合成香料産業の脅威にさらされています。自然のエッセンスは神聖な香りを放つだけではありません。
おとぎ話のようなピエモンテの7つの山を背景に続く美しくなだらかな丘陵地帯、人里離れた辺鄙な場所に、芳香植物の有機栽培に全力で取り組んでいる多くの生産者がいます。
アイリスの花をもとにした意匠、フルール・ド・リスはフランスの君主制の最も有名なシンボルであり、堂々とした神聖な姿か たちが その歴史を思い起こさせます。ギリシャ神話の虹の女神アイリスは、雨上がりに虹が現れることから天と地を結ぶ神々の
使 者、天と地 の架け橋と言われてきました。
2012年以来、私達はマダガスカルの「レ・アロマティーク・ビオ・サンビラーノ」という美しい名前のオーガニックフェアトレードプロジェクトのパートナーになっています、フェアトレードと有機農業に関するESR/エコサートガイドラインに厳密に従っている栽培地域は、サンビラーノ川の高温多湿な気候に位置しています。
一帯が香ります!野生の山のラベンダーの香りはハーブの心地よいスパイシーな香り、時には洞窟のような湿り気、時には花のように繊細、といつも違った印象を与えます。ここでは自然が最上位に位置し、深い峡谷や古からそびえたつ山々はまるでセザンヌの絵画のように力強く、表現力豊かで記憶に残ります。
ホホバの木は生育に多くの水分を必要としないため、非常に乾燥した砂漠のような気候の国々に新たな農業機会が開かれました。栽培する事で国の荒廃を防ぎ、その木の実は輸出用の持続可能な原材料として人気があり、多くの場所で水を大量に消費する綿花生産に取って代わりました。